2011/01/24

ITC多摩協議会で講演をして参りました

1/22(土)午後に、ITコーディネータ多摩協議会の勉強会で講演をしてきました。

場所はJR橋本駅前のミウィ橋本8Fセミナールーム。




学生時代以来に下車した橋本駅周辺は約20年前とは比べ物にならないほど開けていて本当に驚きました。


さて、内容ですが、

こちらにもある通り、(ここから引用)

【開催案内詳細】
1.日時:2011年1月22日(土) 13:00~17:00
2.場所:JR横浜線 橋本駅隣接
「杜のホールはしもと ミウィ8階セミナールーム2」
3.勉強会内容
『中小製造業の「ITかいぜん」と「データ連携」』

中小規模中小製造業の企業間取引はFAXが主体でデジタルデータ連携されておらず、企業内ITもデータ連携が不完全な状態に止まっています。
この状態を変革するための国の活動が進展してきており、この動きを受けて中小製造業が活用できるITツールも登場してきたので事例を中心にして紹介します。

(1)国のビジネスインフラ事業と次世代EDI推進協議会(JEDIC)の活動について
【概要】経済産業省が進めているビジネスインフラ事業の概要と、本事業における中小企業EDIについて紹介する。
次世代EDI推進協議会(JEDIC)は経済産業省の外郭団体である財団法人日本情報処理開発協会が事務局を担当する国のEDI標準化・普及団体である。同協会の今後の普及活動方針を合わせて紹介する。
【講師】次世代EDI推進協議会(JEDIC)事務局長 菅又様

(2)グリーンEDIと自動車業界EDIについて
【概要】自動車業界EDI標準は自動車メーカーとTier1企業の間で利用されているがTier2以下の自動車部品取引は個別仕様EDIが乱立し、Tier3以下の取引ではFAXが主に利用されている状況にある。
このような状況では中小自動車部品サプライヤの企業間取引の生産性は低レベルに止まっている。
小島プレス工業㈱殿はトヨタ自動車工業のTier1企業であるが、このような状況を抜本的に改革するため、中小企業向け共通EDIとしてグリーンEDIを開発して中小企業取引の構造改革を進めているので、その活動を紹介する。
【講師】小島プレス工業㈱総務統括室経営企画課 菅野様

(3)サポインEDIとSaaS型中小企業共通EDI(EcoChange)について
【概要】大手製造業と中小製造業の取引の大きな部分は、量産準備段階の試作品や金型、生産設備など図面を伴う受注品取引が占めている。
この取引はまだFAXが主流であり、個別仕様EDIが導入され始めているので、この取引に利用するための新しい中小企業共通EDIとしてサポインEDIの開発をITコーディーネータ協会の調査研究事業で進めている。この概要を紹介する。
【講師】ITコーディネータ協会川内フェロー
グローバルワイズ㈱稲野取締役

(4)サポイン企業の「ITかいぜん」について
【概要】サポイン企業は社内のIT化が進んでおらず、EDIでデジタルデータを受信しても、メリットが得られない企業が大多数である。特に従業員50名以下、年商数億円規模の中小製造業にとって、使い易い適当な価格のITソリューションが提供されていなかった。
由紀精密㈱は従業員20名の精密金属部品加工を行っている企業であり典型的なサポイン企業である。
このたび法政大学西岡教授が開発した「ITかいぜんツール」を活用して同社の社内システムの更新を行ったので紹介する。さらにこれを受けて、協力企業間のサポインEDIを活用した企業間連携の展望を述べる。
【講師】由紀精密㈱開発部システム開発室主査 笠原様

(5)パネルディスカッション
【概要】講師各位によるパネルディスカッションを行う。
主題は我が国製造業の生産性向上のための企業間・企業内データ連携による「ITかいぜん」の意義と、これを支えるITツール、ならびに普及のための国施策について意見交換を行う。

(ここまで引用)

といった内容でした。




まずは次世代EDI推進協議会(JEDIC)の菅又事務局長様と村田様の講演。


ピラミッド型からメッシュ型の仕事の流れに変わりゆくある国内製造業の産業構造に対応できる次世代EDIの仕組みに関して説明がありました。

経済産業省の素形材ガイドラインに独自規格EDI の法令違反の可能性に関して触れられていますので、この共通EDIが標準になる可能性というのもそれなりに高いのではと感じました。

特にISO20022導入を控えてEDIと金融を連携させる機運が金融業界にも高まっているという話は我々中小企業にとってもEDI導入の大きなモチベーションとなりうる要因と受け止めました。



二番目はトヨタのTier1企業である小島プレス工業の菅野様の講演。


こちらでは大変興味深い取り組みをしており、自社で共通EDIの仕組みを立ち上げています。

業界として下請けの黒字倒産が問題になることがあり、それを何とかしたいとの思いで東京三菱銀行と連携して行っている金融機能をEDIに結び付ける実証実験は今後の動向をチェックしたいと思いました。

トヨタグループ全体でこの仕組みが採用される可能性はありそうなので要チェックです。



三番目にASPで多対多のEDIを運用しているグローバルワイズの稲野様の講演。


中小にも検討出来うる価格でフルパッケージのEDIを利用でき、先ほどの小島プレスEDIやもう一つの 共通EDIと相互接続しており、機会があれば弊社と仲間内で利用できるのでは、と興味を持ちました。



四番目に私の講演。


詳細の内容はまた書きますが、

・中小製造業の置かれている現状とそれに対する取り組み

・これまでの社内データ連携で得られた効果

・社外との業務連携の重要性とその際に必要になるデータ連携

に関してお話しさせていただきました。



最後にパネルディスカッションにパネラーとして参加してきました。

緊張するかと思いましたが、あれですね。

パネラーは結構気楽なもので、司会の方に求められる技量とそのプレッシャーって凄いんだろうな、と感心しきりでした。

さすが百戦錬磨の川内様。


後日、資料が公開されるようですのでまた、話題にしたいと思います。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。講演とパネラー。すごいですね。弁当は上等でしたでしょうか(笑)
    今度詳しく聞かせて下さい!

    dyshow

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  2. 午後一からの集合でしたのでお弁当はありませんでしたよ。
    ただ、懇親会では美味しいご飯を頂きました。

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