2011/03/28

パネルディスカッション 宣言:「製造業の解放2011」~粉塵まみれの新たな現場で、クリエーターたちはなにをつくる?~

弊社常務やそのほかにも緑川さん前川さんといったお世話になっている方々がゲストで行われた下記のイベントに行ってきました。

司会はこちらも日ごろお世話になっている産業NaviDさん

パネルディスカッション 宣言:「製造業の解放2011」~粉塵まみれの新たな現場で、クリエーターたちはなにをつくる?~




場所は横浜、日本大通り駅近くの象の鼻テラス



途中からスマートフォンのEvernoteでメモを取っていたので断片的にはなりますがキーワードと自分なりに考えたことのメモ。


アーティストとデザイナー】

あえて区別するならやりたいことに賛同してもらって自分の作りたいものを作ることで能力を発揮できるのがアーティスト、クライアントの制約のある中で最大限のものを引き出せるのがデザイナー。

ただ、それらの中間には明確なボーダーがあるわけではない。

その時々によって役割が変わるような立ち位置の人もいるので区別すること自体が意味のないことなのかもしれない。

「クリエイター」って言葉で総称しちゃうのが便利かも。



会場では製造業とクリエイターのコラボ製品の展示・販売も
ビーチサンダルってこうやって作るのか!


【中小製造業における自己発信の重要性】

→「オノウエ印刷の話」

昔は学生に安くて速いと評判だった同社。

何年か前に学生に聞いたら知らない人が多かった。

口コミで広まった会社は口コミが無くなるとダメになる。

どうするか。

ポスターを作った。八人のクリエイターでポスターの展覧会を行った。

最初はそのもの自体の売上は大したことなかったので社内の反発も多かった。

じきにクリエイターたちの知名度が高まり、会社の士気が高まった。

社員の自信に。顧客への宣伝に。美術館からの受注。

半信半疑で進めていた社長からも良かったとの言葉。


他のパネラーの方々からは、
  • まわりで起きていることを知り(緑川さん)
  • 自分の強みを知り(大坪)
  • 情報発信をすること(全員)
の大切さが口にされる。

デザイナーやアーティストの立場からはその「強み」を強化するような取り組みに関しても話が出ました。

  • 機械もいいが、そのポテンシャルをあげる工夫もしている。そこにはクリエイターの提案も入っている。(中村さん)
  • 工場テザイナー。自社の強みが何かを提案している。(前川さん)



普段ラフな格好なのにこういうときに限ってビシっときめてくる緑川さん、ズルい(笑)!


【今回の震災を受けて】

司会の産業Navi、Dさんより地震により大きな被害を受けられた北関東の企業の方よりのメッセージを読み上げられる。

その後、震災へのアプローチに関して各パネラーの方のコメント。
  • 海外と付き合いのあるアーティストから聞いた話。東京が壊れ、チェルノブイリよりひどい状況のような扱い。自分の国に避難を進める。そうでないことを説明し、義援金の呼びかけなどもしている。アーティストの取り組みの紹介。(岡田さん)
  • まずは義援金。その後のプロセスで仕事を頼む。(岡田さん)
  • 復興のプロセスで仕事を発注する。普通に生きて日本の経済を回す。(前川さん)
  • 皆が普通に生きて経済をまわして税金を納めて… そのプロセスで東北の物を買ったり仕事を出したりすることが必要。(中村さん)
  • まずは生き残るための支援。その後は精神的な立ち直りが必要。自立、プライドを取り戻すことが重要になってくる。厳しい被災を乗り越えた自信にプラスで肉付けされるプライド。(大坪)
  • 我々の取り組みとしては、まずは義援金その後のフェーズでなにかもの作りで解決できる支援ができるか考える。(大坪)
  • 今日以外のイベントすべてキャンセルに。こういうのはやった方がいい。(緑川さん)
  • 普段より少し無駄遣いして景気をよくする。金がある人は散財しないと。今はお金を使うべき。(緑川)

【会場からのコメント・質問】

Oさん

→Monovation活動の話。自分たちにできること。


Tさん

→ 自分の仕事自体は直接なにかの役に立つことはないという無力感。
→ イラストで励ましを求められてツイッターにアップしたら元気になってくれた人がいた。
そういう自分のできることで貢献したい。

Mさん→岡田さんへの質問

(M)アーティストとしてアート作品を展開するようなことは考えているか?
(岡)まだそういう段階ではないと 考えている。今は義援金などの活動をしている。


自分→緑川さんへの質問

(自)EV開発のプロジェクトをされているが、電力不足の状況を見て開発に対する考え方は変わったか?
(緑)地震後に本当にお金を出してやる気があるのかという問いかけに対してやる気のある人たちが集まっている。充電、発電に加えて蓄電も重要だと考えている。


Iさん

自分も少ないお金を使って散財してる(笑)。それにも限りがあるが、散財できないときも10%気合いを入れて仕事をする。それも出来ること。




【産業ナビとして】

イベントが次々と中止になる中、今回開催した思いに関して。

今日の内容を産業ナビ上にコンテンツ立ち上げてアップするとのこと。



【自分としてのまとめ】

被災地が復興するために
  • それ以外の地域の自分たちが活発に活動して、経済活動を止めない。
  • 被災された地域の方々が仕事をスタートできるようになった段階で仕事を出したり、物を買ったりできるように準備しておく
  • 夏も計画停電が続いているなら、東北に旅行に行けばいい
など、前向きな意見が出てきて、自分も普段の活動を今までより余分に頑張ることが、まずは自分にできることと感じました。

それに加えて義援金活動やその後の支援活動に少しでも関われればと考えています。

さてさて、産ナビのコンテンツアップが楽しみです。 


※本記事は私の個人的なメモを基に構成しています。
 当事者の皆様の考えと一致しない部分もあり得ます。
 …という認識の下、読んで頂けますよう宜しくお願いいたします。

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