2011/09/08

ものづくり中小企業の"ITカイゼン" 交流・連携促進事業 ITカイゼンセミナー第2回、3回

引き続き法政大学でのセミナーを受講しています。


本事業は東京都の助成金事業に採用された事業で、製造業中小、いわゆる町工場のための「カイゼン」をITからのアプローチで実現するための手法を学べる機会です。


こういったセミナーにありがちなのが
  • 製造業「だけ」にむけたカイゼン講座でシステムに落とし込みができない
  • ITスキルのテクニカルなところに偏っていて製造業の実態をわかっていない
という2点。


この講座では

  • 「ものづくりに関する情報マネジメントシステムの標準モデルの研究」が主な研究テーマである法政大学西岡教授
  • 経営やIT化の経験豊富なITコーディネータ協会の精鋭の皆様
  • 実際に現場で業務に携わる町工場の皆様
様々な人材が集まって、理論的なところから現場で役立つ知識と、実際にモノが動くところから情報のやり取りまで、幅広く漏れの無い議論ができるのが特徴です。


東京都の助成金が出ているので無料で受講できるのも大きな目玉です!


さてさっそく受けてきた内容のダイジェスト。


…の前に毎回の講座の構成。

  • 業務分析のレクチャー
  • システム化への落としこみ手法
という二部構成になっています。


自社の情報の流れを整理する
  • ビジネスモデル全体のチャート化
  • (社内外)関係する担当者館の情報の流れのチャート化
  • 社内での担当者館の情報の流れチャート化
実際にどのような帳票を用いて業務を行っているか
  • 超表情の情報のかたまりの整理→データベース上の正規化に関する説明
  • 業務→業務要素(アクティビティ≒作業)への分解
  • アクティビティ間の関係の整理(「情報のやり取り」と「トリガー(やりとりのタイミング)」の組み合わせ)
といった視点から実際に行っている業務を分析する手法を前半に紹介。

※ここでは実際に自社での状態に当てはめて動行ったチャートができるのかという演習・発表の時間があります。


後半ではContexerというツールを用いて実際にシステムに落としこむ実習を行います。
  • 情報の種類と構造
  • データの流れの整理
  • オブジェクト指向の基本的な考え方
  • データの正規化に関する考え方
  • テーブル間の連結
など、自社でシステム構築をする際の最低限の知識を少しずつ学び進めています。


全15回とボリュームが凄い口座ですが、3回目にしてこんな講座無料で受講できてよかったのかという気持ちでいっぱいです。


終わる頃には参加企業すべてが大きなアウトプットを出しているものと確信しつつ、このエントリの結びとします。

狭い範囲の業務を対象に書いた業務アクティビティ関係図
人によっては物凄い複雑になりますが一回の受講で描けるようになります

いやあ、自分の文章力足りないなあ…

この講座は凄いんだよなあ…


今年も途中参加要相談ですし、来年も今年度の継続という形で行われます。

興味がある方は是非ご連絡下さい!