2012/04/25

ナッちゃん

…友達の名前ではありません。


続編まで含めると全24巻も続いた町工場を題材とした、集英社スーパージャンプにて連載されていた漫画の題名です。


私も遅まきながら昨年全巻購入して読みました。


うちのモコ(トイプードル♀)も興味津々です

あけてみました

全巻とどきました


週刊でない同誌で24巻も続いたのは凄いことですが、読んでいただければ納得できます。


町工場が題材ですので毎回技術的、時には経営的なテーマを取り扱いながらも、人間ドラマと笑いも織り交ぜられている、中小製造業の人間にはバイブルのような漫画です(^_^)


内容は実際に読んでいただければよいかと思いますが、Amazonなどのレビューを見ても皆さん好意的で見ても悪いこと書かれてないです。




で、そのナッちゃん



先日、Facebook上で作者のたなかじゅんさんが出している「ここはどこでしょう?」写真クイズに大人げなく一発正解をだして景品として送って頂いたQUOカードが…


キタ━ヽ(ヽ(゜ヽ(゜∀ヽ(゜∀゜ヽ(゜∀゜)ノ゜∀゜)ノ∀゜)ノ゜)ノ)ノ━!!!!



使っちゃえば500円のQUOカードですが、記念として大切に保管しておきたいと思います(^_^)



じゅんさんありがと!


僕もQUOカード作りたい!


かといって凄い枚数は作れませんが、一枚からいけるところ調べてみました。


http://pricade.com/


これ↓のQUOカード欲しいというニーズがあるので検討中です。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1204/01/news001.html

2012/04/16

SPモードでのVPN利用の際の注意点

個人的な話ですが、最近携帯をXperia(SO-01B)からArrows X LTE(F-05D)に機種変しました。





機種変後の大きな違いは標準でテザリング機能がついていること。

また、(7GB/月以上通信を行うと帯域が128kb/sに絞られる制限付ですが)パケット定額もテザリングしても上限が変わらない。

仕事での外出先使用くらいしか考えていない自分にはPCでメールチェックできれば十分です。



これで手放しで喜べるとかいうとそんなことはなくて、特にVPN接続を利用されている方には注意が必要です。

VPNのプロトコルにはPPTPとL2TPという二つのプロトコルがあり、
  • 1万円台くらいまでの普及モデルのルータのVPN機能はPPTPであることが多い
  • SPモードはPPTPに対応していない
  • moperaなら対応しているが、moperaで契約してもテザリングするとSPモードに接続が切り替わる
つまりテザリングでお手軽なPPTPのVPNに接続しようとしても出来ないということです。


解決するには別途wifiルータを契約するか、VPNのプロトコルをL2TPにするかとなります。

wifiルータはそこら中に売っているので個別に検討して頂くとして、L2TPにするとしてどうするか。

VPN接続先のVPNサーバをL2TP対応にすることです。

WindowsやリナックスのサーバOSで設定をしてもよいでしょう。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc787915%28v=ws.10%29.aspx
http://network.station.ez-net.jp/server/remote/Linux/l2tp.asp

ソフトウェアを利用するのもよいでしょう。


また、L2TP対応のVPNサーバ機能付きのルータはヤマハなどから出ていますが、家庭や小規模の事務所などで一般的に使われるルータよりは少し高いです。

そこはwifiルータで毎月何千円か余分に出てゆくのとハードかっておしまいとどちらが良いかの判断になりますね。

2012/04/15

僕のお仕事

今日は僕個人の業務に関して書いてみます。




現在は「開発部システム開発室」という部署と「CIO」という肩書を頂いております。


また、以前にSEとして働いていたこともあり、社外の方からは小規模町工場には珍しい情報システム担当者的なとらえ方をされているかと思います。


…が、実は社内業務での軸足は情シスにあるわけではありません。




僕は今から6年前、生産管理の担当者として由紀精密に入社しました。


そこから1年間は急に調子の悪くなった端末の対応的なことはしていましたが、基本的には管理業務を中心に働きます。


ちょうどそのころRoHS指令などでどのお客様も材料トレーサビリティに対する要求が高まります。
ここでもしばらくは紙ベースのアナログな管理をしながら、「こういう仕様でシステム化したら効率も上がるし間違いも減るな」などと頭の中で考えをまとめる日々が続きます。


初めて由紀精密で情シス担当者的なことに手を付けたのが、その考えを具現化できる機会でした。




アナログな管理を進めている間にも日々材料トレーサビリティに関する顧客要求は高度化し、今までほとんど要求の無かった顧客からも同様の要求を頂くようになります。


紙の管理ではそのうち限界がくるな、となった時に社長から「材料管理システム入れてみようか」という話が出ました。


当時は今ほどシステム開発に時間を割けなかったので、大手電機系の地元ベンダに開発をお願いしました。


その席に「うちのシステムに詳しい人間」的な軽いノリで同席したのですが、実際にはかなり初期から先方の担当者との仕様検討のやり取りを行うようになります。


多分、雇うときからこういう使い方は想定していたのでしょう(^_^;)


気づいたらラベル用のプリンタメーカーとの打ち合わせや材料棚の整備、材料の入荷ロット毎の結束など、ハード・インフラ面も含めて導入までの全てを取り仕切っていました。


こうして生産管理の担当者の一人だった僕はシステム開発担当者にもなりました。




翌年にはISO9001、さらに2年後にJIS Q 9100の認証取得をしますが、取得のプロジェクトマネージャと、取得後の管理責任者を務めます。


社内の仕組みに併せる形で情報システムの開発も進めて行く、町工場らしい情シス担当者の誕生です。


最初にも書きましたが、僕の業務の軸足が情シスにあるわけではない、というのはこういうことです。




昨年、出席した研修会でお会いした方の中にも同じような方がいらっしゃいました。


情報交換をするなかで、開発業務のヒントが得られたり、切磋琢磨することでモチベーションの向上にも繋がっています。


また、普段SNSで交流のある様々な立場の皆さんからたくさんの気づきを頂いています。


そのような恵まれた環境の中で町工場での現場発の新しい情報システムのあり方を模索できればと思います(^_^)

2012/04/04

システム仕様を検討する際の考え方

弊社ではシステムを自社開発しています。

自社開発ですのでシステムの仕様というのは自分たちで考えるのですが、パッケージを導入する際にもフルカスタムで開発を依頼する際にも、ユーザ側である程度仕様をまとめておくことで出来上がってきたものとのギャップをより少なくすることができます。


「使える」システムを導入するために導入前の「自分たちが何をやりたいか」の整理は非常に重要なフェーズで、ここをどこまでちゃんとやるかでシステム導入プロジェクトの成功の可否が決まります。

今日は由紀精密での材料管理システム導入のメモ書きを例にユーザ側でシステム開発時の自社としての要求仕様をまとめた方法を共有してみます。





1.準備段階での確認事項


1.1 物理的に存在する「もの」

・材料現品
・添付書類
・発注書、納品書
・ミルシート、MSDS

→具体的な帳票があるとデータ仕様の分析に役立ちます

1.2 発生する「作業」

・材料受入
・在庫からの材料の出し入れ
・棚卸業務での利用

各作業での登場人物とやり取りする情報の流れを書き出してみます。
ここでは前項で挙げた「もの」を付箋などに書いて張り付けてみると整理しやすいです。


書き出しの際には「もの」の使い方も意識して書くと良いかもしれません。

弊社の例でいうと
  • 自動盤加工…入荷ロット内での本単位の数量管理。
  • 少ロット化…端材の在庫棚への戻し管理も必要。
とか。


書きだした流れが本当にそのままで良いのかの検討も重要です。



2.「作業」時の取り扱い情報詳細確認


2.1 自社要求仕様

材料形状
棒材、ブロック

棚卸に使用
数量以外に重量も管理が必要


2.2 顧客要求

材質指定の粒度
材質のみの指定か、JISコードまで指定されているか

添付書類要求
ミルシート、MSDS
→材料屋からは紙で入手するので受入ロットIDとの紐付をどうするか


その他項目は用意してある帳票類から抽出。


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ユーザとしてもこのくらいまで考えておくと開発を外部にお願いする際に出来上がってきたものと、自分のイメージするもののギャップが少なくて済みますね。

ハードの選定は開発業者の意向もあるかと思いますので次項は要件定義の際に相談して決めてゆくと良いですね(^_^)
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3.「もの」の管理方法

入庫後の材料管理は専用の在庫棚
→在庫棚の整備

入庫ロット毎の材料の結束
結束方法の検討

ラベル貼付
ラベルプリンタ/用紙(耐油)の検討、ラベル貼付方法の検討

現場ではFAX注文(紙ベース)
→受入時の消込方法検討


材料管理に限らず、こんな感じでシステム化前の「やりたいことのまとめ」をすれば、ざっくりのところの何をやりたいかはわかると思います(^_^)

実際にどんな感じで情報の整理を進めてゆくかはAPSOM(NPO法人ものづくりAPS推進機構) の東京都助成金事業の講座でも学べます。

法政大学デザイン工学部で開講されている上記講座は多分本年も開催で受講料は無料ですのでご興味のある方はAPSOMまで問い合わせてみてください。

【参考】 本ブログ関連記事