2012/10/26

講演:良いものづくり現場と日本に残すためのITとは

『生産マネジメント入門』の著者である藤本先生の講演を聞いてきた。


細かいまとめは自分の手元で行うが、まずは印象に残ったところだけでもサッと。


ものづくり≠manufacturing

  • 概念設計からのつくり込みを含む。



モジュラー型のものづくりとすりあわせ型のものづくり

  • 「野球型組織」分業化、モジュラー化の進んだアメリカや中国に多く見られる組織
  • 「サッカー型組織」多能工化がすすみ、穴を見つけてカバーする日本に多く見られる組織



正味作業時間を見て効率化の延びしろを判断せずに製造現場を海外移転してはいけない


生き残っている中小が行っている3つのポイント

  • 一点集中の海外移転
  • 残った国内拠点ではなるべくお金をかけずに生産革新
  • 事業構造転換(業務変革や多角化など)



製造現場がなくなると日本はギリシャになる。現場を残しておけば最悪のシナリオでも円安で現場を持つ企業が回復する。製造業全体ではまだ効率向上の延びしろは残っている。


など…
(ちょっとそのまま鵜呑みにするのも違うかなというポイントもあるけど。)


IT化に関しては、現場から出てきたボトムアップの情報を上でくるくる回す「回転寿司」形式のIT利用、という提案をされていたのが面白かった。

情報を循環させてものづくりへフィードバックさせよう、的な内容かなと理解した。


この話を聞いて、とある(というかIT)業界団体の方のインタビューを受けた際に盛り上がった話に、

「日本のベンダーってきっちり設計して完成させたシステムを数を売るようなやり方から脱却できていない。システムではなく『ツール』を社内で活用するためのコンサルとのセット売りとかもオプションで持った方がいいよね。」

みたいなのがあったことを思い出した。


我々ユーザも必要な情報を効率よく回すためにITはベンダに丸投げ、ではなく仕様をかけるくらいの勉強はしないといけないし、加えて自前でシステム化できるのが理想だ。


メモの内容は一部で、藤本氏の話の断片になるので、正直な話、きちんと講演内容や著書の内容を説明できていないし、間違いもあるかと思う。

このポストを読んでいる人で疑問があれば直接書籍を購入したり講演を聞いてほしい。


帰ったらゆっくりまとめよっと。

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