2013/11/15

Webアプリ構築ツールによるビジネスプロセス管理


自社開発でシステムを回していますが、それで弱くなりがちなのが承認周りの管理。


ある方に相談した際に、実は今自社で必要なのは承認⇒申請の綺麗な流れのワークフローシステムではなく、行ったり来たりする業務ごとに記録記入や承認の権限設定がなされる、より細かいビジネスプロセスを管理できるような仕組みであることがわかりました。


そこで出てきたのがサイボウズのkintone。





Salesforce.comやMSのSharepointGoogleサイトなどでもあるような、リスト形式のデータベースアプリケーションを簡単に作成できるような仕組みです。



他サービスとの受けた印象の違い


まだ勉強も足りない状態で間違いもあるかもしれませんが、すべてのサービスをちょこっと触った現段階で受けている印象は次のような感じです。

【Salesforceとの比較】

  • 開発効率は圧倒的にkintoneに利があるようだ
  • アプリストアはSalesforceの方が充実している



自分に合うひな形アプリがあってレイアウト程度の微修正で済むならSalesforce、いろいろと自作を行いたいならkintoneというチョイスなのかな、という印象でした。



【Sharepoint、Googleサイトとの比較】

  • kintoneではフォーム内の入力項目ごとに権限設定が可能だが、ほかに比べて利用可能なアプリのテンプレートは少ない
  • Sharepointはエディションごとの費用や機能がわかりにくい
  • Googleサイトはテンプレート豊富だが、実際に使えるものが少ない
  • ユーザ間のコミュニケーション機能はそれぞれ兼ね備えている







まとめ

イメージしているものを作るにはkintoneが一番よさそうですが、もう少しいろいろと調べてみようと思います。

どれも気を付けなければいけないのは、ユーザが手軽にアプリを作れる反面、中途半端なアプリが乱立する状態が容易に想像されることです。

ある程度のルールを作って運用してゆくことが必要ですね。

2013/11/08

パネルディスカッションに参加してきました【クラウドサービス推進機構(CSPA)】


11/1(金)の午後に一般社団法人クラウドサービス推進機構の設立記念セミナーに参加してきました。


クラウドサービス推進機構が設立記念セミナー、中小企業のIT経営支援で関連団体が連携 - ITPro(日経BP社)


イベントの中のパネルディスカッションではパネリストとして登壇させて頂きました。







基調講演の株式会社オオクシ大串社長のお話は事例として非常に興味深く聞かせていただきました。


すごくざっくりいうとPOSやBIの活用で、凄く面白かったのですが、詳細内容に関して間違いがあるといけないので、興味のある方はネット上の情報を参照されたりや機会があれば講演を実際にお聞きになってください。



パネルディスカッション


【モデレータ】

  • 同機構副理事長 高島利尚様

【パネリスト(自分以外)】




本セッションで、クラウド活用に関してでた意見を私のメモベースから箇条書きすると下記のような感じでした。


  • レゴブロックのように必要な機能を組み合わせて使える魅力がある反面、下手をするとコスト高になる。適切な規模や構成の見積が必要
  • ワークライフバランスを実現している。テレワークを実現するので採用活動に苦労するIT中小には良い。
  • ITで実現できることは見せないと分からないが、クラウドだと逆に途中で見せられることが武器になる。
  • 導入コストを下げられる分、運用に回すことでIT投資の効果が上がる。
  • 経営者の「思い」が大切。
  • 能力・環境に応じた道具を選ぶ必要がある。



ユーザからすると耳の痛い話ですが(笑)、導入側の強い思いがないと何とも難しいというのは、関係者の共通認識として持っておくことはいいと思います。


逆にベンダ側も開発手法が変わることに対する覚悟や備えが必要で、いろいろ苦労や努力されていることはわかりました。



感想


今回思ったのは異なる業界の様々な立場の方とディスカッションをするって視野が広がって面白い! ということでした。


聴講側で参加された方とのコミュニケーションで興味深いことに気づきましたが、「○○業界」とか関係なく、今、我々のような小規模企業がフォーカスを当てなければいけない課題は似たようなところにあるようです。


町工場、印刷屋、ITベンダ。。。


どこも大手顧客から降りてくる仕様通りに製品を製造する「作業請負」で生計を立てていましたが、それだけでは受注を取れなくなってきている。


どの業界でもコンサル的な要素を入れ、周辺技術も含めた製品提供も行えるワンストップ・サービス型の企業が強さを見せています。


「超短納期型」とかいうキーワードもありましたが、これも強力なコンサルティング能力がないと、ただ速いだけで顧客満足に結びつかないとの指摘も出ていました。


そんな強みを持てる企業になれたらいいなあ、と思います。。。



最後に


様々な意見はあるかと思いますが、クラウドへの流れは明確ですので、機構がしっかりと機能し、健全なクラウドサービスの利用促進の役割を果たしていただけるよう、応援してゆきたいと思います。


機構の会員入会ページはこちらです。

http://preodesign.com/cloud_service/?page_id=152


ユーザ企業の皆さんはまずは情報提供を受ける側の無償会員から初めて見てはいかがでしょうか。