2016/07/08

Yammer の使い方

色々と経緯があって(以下リンク参照)、社内SNSのYammerを使い続けているわけですが、
恥ずかしながら、1年以上使ってみて今さら「最初からこうしておけばよかった」が何となくわかりましたのでまとめてみます。

画像: Yammer 受信箱

GroupとTopicsの使い分け

部署やチームはGroup、プロジェクトや案件/顧客その他雑多キーワードはTopics

Group


メンバーがぶら下がる先のGroupはある程度長期的に固定できるものであり、メンバー構成に変化があっても機能が決まっている場合の利用が良さそうです。

例えば部署や部署内チームがこれにあたります。

Topic


TwitterやFacebookでいうとハッシュタグと同じ役割がTopicsにあたります。

それに対してGroup横断でキーワードなどでスレッドをくくっておいて必要なときにまとめて参照出来るTopicsは期間限定の部署横断プロジェクトや案件/顧客/業界など複数Groupで似たような議論があるのをまとめたいときに便利です。

Yammer単体の機能ではありませんが、SharepointサイトのフィードにGroupが利用できるのでプロジェクトチームでも大規模なものや継続的なものでSharepointサイトを利用するような場合はGroupを利用することがいい場合もあります。

また、社内SNSの性質上、緩い投稿も受け付ける運用をする組織内では #今日のランチ とか #ゴルフ部 みたいなTopicsを使うこともありでしょう。


ユーザーが使うと便利な機能

「あとで読む」系機能

個人的に重要なのはのちほどどういった形で確認したいかによって何をするかの使い分けをします。
Yammer上で確認したいものはBookmark、メール転送したいものはEmail Meを利用しましょう。

逆に「もういいです」系機能

FBでもありますが、通知を切る機能もあります。

必要に応じて使いましょう。



その他機能

組織的な通知はAnnouncementで表示固定可能。
 
表彰や感謝の意を示せるPraise、投票機能のPollなどもあります。

皆さんも色々と活用してYammer利用のメリットを出してゆけるといいですね。

2016/07/04

Evernoteからの乗り換え候補


前回はEvernoteの件でフリーミアムモデルの復習をしました。

ところで今回の同サービス価格改定はの8/15から適用ということで代替サービスを探しているかたもいらっしゃるかと思いますので殴り書きのメモべ^スですが、いくつか紹介したいと思います。

Onenote


  • Microsoft社のノートアプリ。
  • 無料で公開されており、出来ることはEvernoteに非常に似ている。
  • Evernoteからの移行ツール【Windows版】を公開している。(Evernoteのクライアントをインストールしている必要がある。)
  • Sharepointサイトとの連携もできるのでOffice365ユーザにはメリットあるかも。
  • 悪い面でMSっぽくて全部入れようとしすぎて使い勝手悪くなっている面も否定できない。



テキストエディタ





Google keep


  • タグ付けでキーワード、色分けで付箋的な識別可能
  • 画像添付も可能でリマインダ機能がある。


すぐに使わないものはアーカイブできたりと、今回思い出して使ってみたけどすごくいい。
ネットワークつながっていることが前提だけれどもその辺の割り切りができれば一番いい。


2016/07/01

Evernoteの価格改定騒動でフリーミアムモデルを思い出す

Evernoteの無料ユーザに対する端末数制限および有料ユーザの値上げについて結構話題になっていますね。

メディア、ユーザ等の反応



【フリーミアム?】

フリーミアムについて

フリーミアムは「フリー+プレミアム」の造語です。

言葉の定義に関してはWikipediaなどにも説明がありますのでそれらを参照していただければいいかと思います。


フリーミアムの構成

大勢の無料顧客と一部の優良顧客


そんなに新しい話か?(フリーミアムって言葉自体もそこまで新しくないけど…)

機能制限で無料で使え、課金することで機能追加できるという意味合いではシェアウェアなども同じようなものかもしれません。

ライセンス管理をネットワーク上で行うことができるようになることでクライアントライセンスからユーザライセンスになったことが大きな違いと思われます。

一方でこの違いにより利便性が飛躍的に向上したのは確かで、これらが別物のようにそれぞれ違う場所で論じられる理由となっていることが推測されます。

0円と1円の差

1円でも費用が発生することの心理的ハードルは意外と高いということが書籍「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」でも触れられていました。


結局儲かっていない? 何が問題だったのか?の想像


公式サイトでの説明には新たなEvernoteを開発するための投資にあてるような文言がありました。


では既存の価格体系の中で新規開発のための資金を得るための収益を考慮できていないビジネスモデルだったのかという疑問が生じます。
そこは考えていたはずで結局は想定よりも課金ユーザを集められなかったというのが現状かと思われます。


根本的な原因はユーザにとってEvernoteが他のサービスに埋もれてその他大勢化することで売上が上がらなかったために計画に沿った収益を上げられず、新規開発のための予算を確保できなかったというのが正確な表現ということかと思います。

Evernoteの業績低迷に関しては以下のような記事も出ています。

アトムは有料、ビットは無料~アトムとビットの差

フリーミアムに話を戻します。


フリーミアムの根拠となる要因は電子データは複製が容易であること、記憶媒体の大容量化・低価格化があるかと思います。


書籍中でもアトムは有料、ビットは無料のような表現がありました。


物理的な形状のあるモノの複製には相応のコストが発生するため、製造業にはフリーミアムのビジネスモデル適用は難しいということです。


一方で、アトム(もの)に対しても何も変わらないということはなく、「所有」からシェアなどの「サービス」へと利用形態が変わりつつあることは様々な場所で言及されています。


  


ものづくりへの教訓

これらの指摘のように、ものの利用形態が変わるにつれてものづくりのあり方も変わってゆかないといけないことは否定できない流れです。


プロダクトのシェア、生産設備の時間貸し、開発・製造コンサルなど成果物の周辺要素も提供できるものになってきました。


業種のボーダーがどんどんぼやけていって、ユーザの心をつかめるような組織がどんどん強くなるのではないでしょうか。


そういう組織に変換することが中小製造業の生き残る方法のうちの有力な一つの方法だと感じています。