その後、Office365を導入してしばらくたつわけですが、仕様確認不足でこれらが連携できることを最近まで知りませんでした。
具体的にはSharepoint onlineのさいとにドキュメントライブラリを作成し、そこに複合機でスキャンしたデータを放り込めるというものです。
連携イメージ(Slos社サイトより引用)
というわけで、さっそく動作テストしてみました。
少しはまったのですが、検索しても簡潔なまとめがなくて結局マニュアルが一番精度髙い情報たったというはまりがちな苦労をしたので、あとで設定する人のために実際に連携した際のポイントをまとめてみます。
Quickスキャン(うちはV2)設定項目の確認
まずOffice365との連携に莇たり複合機側で設定が必要な項目を確認しておきましよう。①接続方法
[その他]を選択、[Ofice365 Sharepoint Online]を選択する
②ホスト名
③ライブラリ名(初期表示はSMB共有名。接続方法を選択すると表示が変わる。)
確認方法は後述します。
④ディレクトリ名
とりあえずそのままでいいです。必要に応じて設定。
⑤--
ドメイン名が無効となりこの表示になります。設定の必要はありません。
⑥ユーサ名
0ffice365のユーサ名を入力します。
⑦パスワード
同パスワードを入力します。
Sharepointサイトの設定等確認
前項の②③を確認します。- 確認の前にサイト上にSCAN用のドキュメントライブラリが作られている。(ライブラリ名がデフォルトで付く名前の「DocLib」だとなせか接続に失敗する。)
作成したライブラリを開き、URLを確認します。
https://XXXX.sharepoint.com/sites/(サイト名)/(ライブラリ名)/Forms/AllItems.aspx
ここで紫色のマーカー部が「②ホスト名」、ピンク色のマーカー部が「③ライブラリ名」にあたる情報です。
また、このライブラリに対して「⑥ユーサ名」「⑦パスワード」に設定する0ffice365ユーサに対して「投稿」以上のアクセス権限が付与されている必要がありますので併せて確認、設定をしてください。
ここで確認した項目を複合機側で設定すれば接続可能です。
最後に今回の例の場合の設定値をまとめておきます。
項目 | 項目名 | 設定値 |
1 | 接続方法 | Ofice365 Sharepoint Online |
2 | ホスト名 | https://XXXX.sharepoint.com/sites/(サイト名)/ |
3 | ライブラリ名 | (ライブラリ名) |
4 | ディレクトリ名 | / |
5 | -- | |
6 | ユーザ名 | (Office365ユーザ) |
7 | パスワード | (同パスワード) |